てぃーだブログ › Rest of the World ー南城市民のスウェーデン留学記ー
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2011年03月13日

Pray for Japan

PRAY FOR JAPAN
Youtube


Thanks for worrying about me and my family. We are fine. Now, I'm in Tokyo and although public transportations here is not working very well, that's it. Actually, it has NOT been so big of a problem in Tokyo. It happened so far away from Tokyo. Still, we have to keep paying attention to the news.

In the Northern part of Japan, though...Cataclysmic TSUNAMI.
http://www.dailymail.co.uk/news/article-1365318/Japan-earthquake-tsunami-The-moment-mother-nature-engulfed-nation.html

AND the nuclear threat have been unknown yet.
http://www.economist.com/blogs/asiaview/2011/03/japans_earthquake_day_after

Now I am in Tokyo so I am not in a troublesome situation. Therefore, I don't want to be scared and do nothing for others who are in real trouble. I think we have to do and learn something for the future.
People in Northern area need supports from all over the world.

http://prayforjapan.jp/
http://mashable.com/2011/03/12/quake-rescue/
http://mashable.com/2011/03/12/hello-bar-japan/  

Posted by YA at 13:21Comments(1)TrackBack(0)日記

2011年02月28日

日本で英会話力を磨く方法。 s37

外国人とルームシェアをすること。
毎月英会話に3万、住居に7万払うより経済的で学ぶことも多い。

帰国後しばらくは浅草のゲストハウスに滞在している。
ゲストハウスは沢山あるが、例えばここは個室6万円で、滞在者は外国人しかいない。一階はバーで、英会話をするために頻繁に訪れる人も。
住環境は良くないけど・・・

近隣のクラブで「一番セクシーなトラベラーは誰だ?」というイベントがあり、付近のゲストハウス住民との交流を通して、浅草付近のしょーもないフランス人ネットワークにすっかり溶け込んでしまった。溶け込めたのは、日本語が話せて、日本語の歌が歌えるから。そして通訳に使われる。
彼らは毎週末麻布十番に繰り出し、日本の夜を楽しんでいる。


さて3月からは引っ越し。この一週間、より住環境が良い所で、長期滞在の外国人とシェア出来る物件を探して探していた。
検索すればゲストハウスはいくらでも出て来るが、余り知られていないのが CraigslistSheres.com
前者で探して良い物件が見つかったので、明後日からは足立区民。

1. 夜は静かで快適に眠れるか?
2. 広い共有スペースはあるか?
3. インターネットの接続スピードは速いか?
4. 清潔か?特に夏は害虫が発生しないか?
5. 住民の属性は?日本人か外国人か。外国人だとしても日本語を話すかどうか。社会人か学生か、旅行客か。社会人、例え住民がイギリス人英語教師であるとしても、一緒に住んで仲良くなり教えてくれる保証はない。快適な共有スペースがないと交流の機会は限られる。学生であれば話題を共有しやすいし、時間も多く共有出来る。日本語を話さない外国人のみ、かつ時間を取れそうな学生がいる物件が理想。また、仕事をしていたり、学生をしていれば信用が出来る。旅行客ばかりだと夜がうるさい恐れが。

などを考慮して、7件の物件を回った結果、足立区の新築の一軒家をアメリカ人男性(ミュージシャン)とスペイン人女性(上智への交換留学生)とシェアすることになった。共益費込み家具付き66000円。都心から少し遠いが、交通費はバイト先から出るし、良物件が見つかった。
オーナーの方針として外国人のみ募集しているので、もし該当者を紹介出来るならば連絡下さい。
ちなみに私は沖縄特別枠で入りました。笑


回る過程で友人も出来、人の紹介を頼まれたので、
実際に会い、お薦め出来る物件のみここに載せておく。
◎特にお薦め
トリニダードトバゴ出身、カナダ育ちの女性。高校教師。イギリスで教師をしていたこともある。2人でシェア希望。男女問わず。リンク先を見ればわかるが、4月から7月までのシェア、英語を教えてくれるとのこと。世田谷区、関東中央病院近く。渋谷からバスで行くのが楽。日本人男子大学生とシェアをしているが、彼が出るために新たな入居者を探している。75000円。(交渉可能)上記のポイント5つを考慮すると素敵な家でしたが、より条件の合う物件(交換留学生を発見)があったので断念。

20代前半のイギリス人とベトナム人のカップル、日本語は話せない。会社員。新宿御苑前、53000円の部屋が二つ、83000円の部屋が一つ空いている。一部屋をシェアすることも可能とのこと。

イギリス人男性、2人でシェア希望。彼女が嫉妬するので、シェアメイトは男性を希望。30代、編集の仕事に従事。英会話の教師をしていたこともある。日本語を話す。小田急線豪徳寺徒歩5分55500円。(交渉可能)


気になったら直接メールしてみて下さい。
Craigslistはほぼ毎日アップデートされるので、頻繁にチェックすれば良い条件の家は見つかるはずです。  

Posted by YA at 00:10Comments(0)TrackBack(0)英語学習

2011年01月14日

沖縄への帰省(1) s36

ただいま沖縄です。現在20℃。

スウェーデンと違い、日本ではネット環境を見つけるのが難しい。
空港も大学も無線LANが飛んでおらず、実家もネット環境がないので、
常にオンラインじゃないと落ち着かない私には辛い所。

19日まで滞在し、その後再び東京へ経ちます。秋からはイギリスにいる予定ですが、まだ色々な可能性を模索中。決まったら、ブログを移行します。てぃーだを卒業して今後はデザインを重視したい


このブログをずっと読んで下さっていた沖縄在住の方がいたようで、てぃーだブログにした意味はあったのかな。

せっかくなので、私が沖縄にいる間にお会いしませんか。
これからの日本の話、海外の話、愚痴や悩み、何でも結構、
全力でお話しましょう。24時間受付中です。



  

Posted by YA at 11:04Comments(2)TrackBack(0)日記

2011年01月07日

なぜ働かなければいけないのか。ある国の行く道 s35

このようなことを書くべきかわからないが、
試みに一部を紹介する。


一緒にいるのは、彼らを動かすために、彼らの行動、価値観を知る必要があるから。行動を共にして実感したのが、彼らは暇潰しの天才であり、私ではあり得ない時間の使い方をするということ。肯定的には趣味に生きて、人生を楽しんでいる。否定的には妄想つまり自己の世界に生きていて、排他的盲目的な恋愛、無限に愛を求める中ニ病。その価値観は彼らの楽しんでいる文化によって構築されていく。

社会通念を触れずに、自己で世界を構築する。それでこの先ずっと後悔せず生きられれば良い。だが偏った知識だけでは、考える程に世界に嵌ってしまう。ゲームであれ音楽であれ、自分が好きな世界だけに関心を持ち続ける危険性を実感していない。何故か。

それが引き起こす危険性が、十分に伝わる形で具体的に言語化されていないから。例えば将来のために勉強しなさいという言葉。経験則が伝言ゲームのように伝わり、伝える教師であれ親であれ意味をわかっておらず、論理的に説明出来ない。考えれば傾向として何となくわかることだが、具体的に言語化されている記事は少なく、広く読まれないために、ほとんどの人が考えるに至らない。 好奇心旺盛な彼らは、十分に言語化されていれば読むと断言出来る。

断っておくと、私は人生において新聞をほとんど読んだことがないし、テレビのニュースもほとんど見たことがなく、情報収集はネットでしかしない。つまり触れたことがあるメディアがかなり偏っている。もし、このような内容が一般的に触れられるメディア例えばNHKで放送されていたり、ありふれた情報もしくは常識であれば、教えて頂ければ幸いです。




さて、今後日本の経済力が落ちていく中で、グローバル化によって世界中の人材の移動が一層容易になるとどうなるか。今までは国内で考えれば良かった格差が、グローバルに展開される。


つまり、2国からなる経済体を仮定、
A国の人口 1億人
富裕層 1000万人 中間層 6000万人 貧困層 3000万人。
B国の人口 60億人
富裕層 1億人 中間層 10億人 貧困層 49億人だとする。

A国の経済力が落ち、国民が経済発展のための努力を怠り、さらにグローバル化が進展して人口移動が容易になる一方で、A国の人材が国際化に失敗すると、数十年後どうなるか。

各国の人口が変わらないと仮定すると、
A国の人口 1億人
富裕層 900万人 中間層 2000万人 貧困層 7100万人。
B国の人口 60億人
富裕層 1億人 中間層 9億人 貧困層 50億人。


A国で何が起こったか。
気づいた時には取り戻せない、何世代にも渡る絶望的な格差の拡大。具体的には、A国の人々は一部の富裕層と、縮小した中間層、増加した貧困層にわけられ、そして上位層ほど外国人が増えている。


さらに言えば、
富裕層 1000万人 中間層 6000万人 貧困層 3000万人
富裕層 900万人 中間層 2000万人 貧困層 7100万人

どちらの国が政治の効率性が良いか。
1人1票であれば、貧困層が勝つ。経済力で票を買いたいが、上位層にいる外国人は票を持たない。貧困の定義はここでは触れない。
いずれにせよ後者の国で、経済的に見れば非合理な政策がまかり通るだろう。足を引っぱりあって、食い潰していく。




後進国から先進国に移動して、ほとんど娯楽もせず懸命に金で稼ぎ、祖国に送金をしている外国人に出会ったことはないだろうか?
例えば日本のコンビニや飲食店。中国人を筆頭とするアジア人のアルバイトが日々増えているのは、都市で暮らしていれば気づいているはず。
彼らのうちのいくらかは、アルバイトを掛け持って、週6で毎日10時間働き、稼いだ金で祖国の家族を養い、自らも生きるためにどん欲だ。スキルアップのためによく勉強する。日本の慣行に馴染まないために日本人に心ないことを言われても、へこたれている暇はない。自らの全生命力をかけて生活している。やがて日本人よりも使える人材になる。


旅行先のエジンバラの街には中国人を筆頭に、沢山の外国人がいた。中国人だけで1−2割はいた。買い物客では尚更多かった。理由の一つは富裕層が移動して来ていることにある。ストックホルムも然り。先進国の主要都市ではこのような状況が進展していると思われる。

留学生でも同様。
大学にも中国人、アラブ人が多かった。基本的に留学生は懸命に勉強する。スウェーデンでも留学生は懸命に勉強する。懸命に勉強し、他国で使える人材になる。日本にいる中国人留学生が、日本で日本人より使えない人ばかりだとと信じている人は流石にいないはず。母国にいれば、娯楽を消費すること、遊ぶことは社会に馴染むために大きな価値のあること。しかし留学すると違う。留学生は母国を背負っているし、娯楽を共有出来る友人も少ないので、キャリアの方針を明確にした上で、成長する楽しみを享受するしかない。日本にいる日本の学生はどうだろうか。日本人が留学する意義については日を改めて書きたい。


何故働くのか。それが社会を見ないで自己完結出来る問題だと考えているのでは甘過ぎる。先達の築いた資産を食い潰しても、自分だけは生き残れるかもしれない。幸せは時代時代生まれた人々が、自分の形で決める。それはそう。だが自分の子供は幸せにしたいと思うのであれば、自分の幸せとは何であったかを考え直すべきであろう。




このシーンを面白がる人がいる。盛り上げるメディア。
面白がる意味もわからないままに。  

Posted by YA at 02:21Comments(0)TrackBack(0)経済学

2011年01月05日

Iceland trip (4) 写真で紹介(後半) the Great Nature s34

前回の続き。


氷山




元火山か。スケートを楽しむ人達も。



馬の群れを発見


こっちに気づいた


呼んだら向かって来た


可愛いやつ


髪切ろうか?



バスがやたら止まる。
よし、皆で押そう!とフランク過ぎる運転手





ブラックサンド・ビーチ









年中虹がかかる滝とのことだったが、
この日は虹が薄く、写真には映らなかった



ゲイザー、
5-15分置きに吹き出す間欠泉。カメラの連続写真で収めた










おっさんが出て来た(嘘)



レイキャビク市街地






オーロラ(Northern Lights) レベル2 (2/9)
夜の底に現れた黄色い光は、時間と共に形を変える。






私のアイスランド旅行記はこれで終わりです。アイスランド旅行の写真で私が見つけた一番良いものは、mixiのアイスランドコミュニティにいるTakeさんのページ。mixiやっている方はご覧になると良いと思います。Takeさんは写真家で、アイスランドを車で旅行したとのこと。

アイスランドは、夏であれば、夏の大自然の景観を楽しめるであろうし、冬が近づくほど、大自然は冬の装いに、またオーロラも派手になります。
レイキャビクだけでも、建築中の美術館などいくつかあり、いつか訪れてみたい場所がありました。他の街は尚更。かの国が金融危機から立ち直り、今後更なる都市と自然の調和を模索していくことを期待します。  

2011年01月03日

Iceland trip (3) アイスランドの印象と感想 s33

アイスランドの印象: ストックホルムよりも洗練されていない。サービス、物価。金融危機の痛みを引きずっている。出会った学生と就職の話をしたが、やはり金融業は人気がない。完全に嫌われているのこと。ツアーガイドも、昨年のアイスランド金融危機を絡めた自虐的なジョークが多かった。英語はかなり聞き取りやすい。エジンバラよりもわかりやすいのは皮肉。


アイスランドの人口は30万。那覇市と同じ。そのうち20万人程がレイキャビクに住んでいる。レイキャビクはSmoking bay、煙たなびく湾、の意味。自然の中に近代都市を構えている。 近代的なビルとビルの間に氷山が見えるのは、この国くらいではないか。それほど大きくはないので、全員にはお薦め出来ないが、体力があれば、1日歩いてレイキャビク市内を全部回ることは可能。勿論観光地巡るだけならバスが楽。

温泉の地熱に恵まれている地域に街を構えた形。地熱発電に成功している。街の所々で温泉の熱が煙に変わり、街の名前の由来にもなっている。反面、所々で硫黄臭い。ホステルの水も硫黄臭く、ぬるぬるとこびり付く。

今回は11/19−11/23旅。全日程ツアーに参加した。旅行でツアーを利用したのは初めてかもしれない。英語、日本語での交通機関などの情報が限られており、それほど高くも感じなかったのでツアーを選択した。派手なツアーはかなり高かったが、アイスランド語の情報が今後翻訳、整理されていけば、ツアー価格も下がるだろうし、時間があれば、自己流で安い旅を組むことも可能になるだろう。日本人在住者の方、頑張って下さい・・・

ホステルは町外れのレイキャビクシティホステルを選択。これは完全にミス。安いのと、日本人旅行客の前評判で決めてしまったが、繁華街から遠過ぎた。絡むつもりだった客も少なかった。ストックホルムとは違い、地下鉄はなく、交通機関はバスであり、さらに24時間動いているのではなく、24時前には交通機関はなかった。

よって、夜中も街の飲み屋などへのアクセスをしたければ、宿泊施設は繁華街をお薦めする。ただ、私が選んだホステルは街外れにあり安い上、田舎の雰囲気、設備も奇麗、隣に街の一押しスポットの一つである大プールがあるのでそれは考慮しても良いかもしれない。夜中でなければバスが繁華街とホステルを繋ぐ。

市民プールで泳いだ。寒い中、地熱発電を利用した温水プールに入るのは贅沢だ。友人の言葉を借りると、ハイソでリア充な趣味、しかし一人黙々と泳ぐことに孤独も覚える。
この国も、肥満体型の人が多かった。特に女性に多いように思えた。アメリカのファストフードの輸入が原因だと彼らは言っていたが、どの国でもお決まりの言い訳。アメリカ人の腹に学ぶ人は少ない。




  

2011年01月02日

Iceland trip (2) 写真で紹介(前半) レイキャビク市内観光 s32

だいぶ間が空きましたがIceland trip (1) の続き

今回は私が参加したツアーで訪れることが出来る場所を写真で紹介。
このサイト、また下記のリンクを2時間も見れば
私がどの場所に行ったのかわかるはず。

Iceland Excursions
Greater Area Reykjavík Sightseeing
Golden Circle Classic
South Coasts & Water Falls
Northern Lights Mistery  の4つのツアーに参加

Reykjavik Excursions も参考


ケフラヴィク空港のオブジェ


ブルーラグーン Blue Lagoon 地熱発電 世界最大 乳白色の露天温泉



顔に泥を塗れます


温泉が吹き出している岩。近くで佇んでいると、急激に熱水が押し寄せる。水中にいるためすぐに動けず、生命の危機を感じた。私のリアクションを見て周りのイギリス人が笑う。ジャパニーズユーモアと言われたが、ダチョウ倶楽部を知っているのだろうか。




逃げる人と笑う人


レーガンとゴルバチョフが会談し、冷戦が終結した「レイキャビク会談」が行われたホフディハウス


どこか忘れたが、上記のGreater Area Reykjavík Sightseeingで行けた場所


上記の場所の中にある土産物店。この表情。日本のあの漫画のキャラクターの表情はここからインスパイアされたのではないかと思う。



ノルウェーのトロルより断然可愛い。というかノルウェーのグッズはもっとレパートリーを増やす発想をすべき。



市庁舎脇、白鳥の湖。


波のない水面は、鏡のように建物を映し出す


個性のない奴ら



典型的なアイスランド人




狙いは熊ではなく、おねーさん。


アイスランディック家族


良くあるスーパー。豚の表情が何とも


ホットドック(Pylsa, ピルサ)
街の至る所で売っているが、本当に美味しい。自己主張しないバンズ、フライドガーリック(うろ覚え)、そしてソースがマッチしている。


繁華街で発見、なんだろうこれは




後半に続く。明日は恐らくアイスランドの印象と感想を。  

2010年12月31日

去り際の美学 s31

書いていなかったのですが、交換留学の期間は既に終了し、これから日本に帰国します。現在はストックホルムアーランダ空港。モスクワ経由、1月1日に成田に着きます。昔からやってみたかった空の上でのカウントダウン。ロシア人がやったら飛行機が揺れるんじゃないだろうか。

寮を出る前の最後の仕事、他の学生と共同で大掃除。やはり彼らは掃除が下手、というか適当。君は本当に奇麗に磨くんだなと言われる。なぜなら私は日本人だから、と返す。

別れはいつになっても慣れないけど、日本人なりの別れ際の美学を見せつけようと思い、いつか世界のどこかで会おう、ってカッコつけて別れた友人に、翌日違うパーティーで出会うこともしばしばで、ストックホルムはやっぱり狭いなと思う。

年末は同じ交換留学生の韓国人の友人と二人、エジンバラまで旅行に行って来た。エジンバラの旅行記は、多分書かないが、写真ぐらいは載せようか。4日間、下衆な話からまともな夢まで語り合った。

彼とは最後の10日間をほぼ一緒に過ごした。一番仲の良かった友人との最後の別れの時はそれなりにお互い思い出がこみ上げて来るもので、実際は美学どころではなかった気もするのだけど、まぁまだまだ修行が足りないということだろう。

いつかまた会えるまで、お互いの野心に生きようと誓った。


それでは皆様も、良いお年を。





どっちが強そうに見えるか選手権@エジンバラ城






  

2010年12月26日

スウェーデンの美術館など s30

スウェーデンの美術館などに関心がある方など、こちらのサイトが充実しています。スウィードナビ


ノーベルミュージアム


ノーベルアイス


小柴さんと田中さんのサイン


大仏


ミュージアム前市場




ブルンケベリストンネル (Brunkebergstunneln)

入り口







フォトグラフィスカ・ミュセート (Fotografiska Museet)

外観






モデーナ・ミュセート(現代美術館)

入り口脇


美術館






写真館より体験型美術の方が個人的には好きだ



こちら併設している建築館




お菓子の家シリーズも

  

2010年12月24日

【読書録】アルケミスト s29

寮のメンバーのほとんどはクリスマスを前に帰国してしまったので、静かだ。交換留学生が40人はいたであろうこの寮に今いるのは、韓国からの留学生と、カナダからの留学生と私の3人のみのよう。彼らは出かけてしまったので今は一人。そして私もこれから出かける。

このブログを読んだ友人に心配された。君がそんなに真面目だとは知らなかった。難しそうなことを考えているけど楽しいの?スウェーデンの大学生活はそんなに大変なの?逆に毎日楽しそうで良いね、という意見も。まぁ確かに文章に書かなかった日本の普段の日常からすると別人に見えるだろうなとは思う。


勿論留学生活では嫌なことも沢山あって、客観的に見てかなり厳しい状況に陥ることもある。大学生ならば、精神的に参ってしまうようなことがあれば、あぁ今日は嫌なことがあってめっちゃ落ち込んだ慰めて、と書くのが普通なのかもしれない。


精神的に太くなった、もしくはマイナスの状況を前向きにしか考えなくなった決定的な契機は、この本を読んだ事にある。いわゆるスピリチュアルな本はこれ以外読んだことがないのだが、過去長く悩んで来たいくつかのことに対しての答えが書かれていた。特に留学を考えている人、日本を出てみたいと思っている人に強く薦める。





転載:本を読んでメモを取った場所

・羊を買って野原に出なさい。いつかお前にも、私達の田舎が一番良い場所で、ここの女性が一番美しいと分かるだろう。

・人生で簡単に見える物が、最も非凡なんだよ。賢い人間だけがそれを理解出来るのさ。わしは賢い人間ではないから、何か技術を学ばなければならなかったのだよ。

・同じ友人といつも一緒にいると、友人が自分の人生の一部となってしまう。すると、友人は彼を変えたいと思い始める。そして、彼が自分達の望み通りの人間にならないと、起こりだすのだ。誰も皆、他人がどのような人生を送るべきか、明確な考えを持っているのに、自分の人生については、何も考えを持っていないようだった。

・お前が何かを望む時には、宇宙全体が協力して、それを実現するために助けてくれるのだよ。人は、自分の夢見ていることをいつでも実行出来ることに、あの男は気がついていないのだよ。

・結局、人は自分の運命より、他人が羊飼いやパン屋をどう思うかという方が、もっと大切になってしまうのだ。

・彼は今まで慣れ親しんで来た物と、これから欲しいと思っているものとのどちらかを、選択しなければならなかった。少年は風の自由を羨ましく思った。そして自分も同じ自由を手に入れる事が出来るはずだと思った。自分を縛っているのは自分だけだった。羊たちも、商人の娘も、アンダルシアの平原も、彼の運命への道筋にあるステップに過ぎなかった。

・幸福の秘訣とは、世界の全ての素晴らしさを味わい、しかもスプーンの油の事を忘れないことだよ。

・自分のことをどろぼうに会ったあわれな犠牲者と考えるか、宝物を探し求める冒険家と考えるか、どちらかを選ばなくてはならない。

・わしは、自分の限りない可能性に気づいてしまった。そしてお前が来る前よりも、わしはだんだんと不幸になってゆくような気がする。なぜなら、自分はもっと出来ると分かっているのに、わしにはそれをやる気がないからだ。

・自分がなぜ羊の群れに戻りたいのかを知っている、と彼は思った。僕は羊たちを理解しているからだ。彼らはもはや、やっかいものではなく、良い友人になるだろう。他方、砂漠が友人になってくれるかどうかは、僕にはわからない。宝物を探さなくてはならないのは、その砂漠の中だった。例え、宝物は見つからなくても、僕はいつでも国に帰ることが出来る。僕は今、十分なお金も、そして必要な時間もある。行かない手はない。

・僕はいつでも戻って、羊飼いになることが出来る。また、いつでもクリスタル商人になる事も出来る。きっと世界には他にも隠された宝物があるだろう。しかし、彼には夢があった。その上、王様にも会っていた。これは誰にでも起こることではない。

・私は、この砂漠を何度も超えたことがある。しかし、砂漠はとても大きく、地平線はとても遠いので、人は自分を小さく感じ、黙っているべきだと思うようになるんだ。

・お前は自分の心から、決して逃げる事は出来ない。だから、心が言わねばならないことを聞いた方が良い。そうすれば、不意の反逆を恐れずに済む。

・人は、自分の一番大切な夢を追求するのが怖いのです。自分はそれに値しないと感じているか、自分はそれを達成出来ないと感じているからです。永遠に去ってゆく恋人や、楽しいはずだったのにそうならなかったときの事や、見つかったかもしれないのに永久に砂に埋もれた宝物のことなどを考えただけで、人の心は怖くてたまりません。

・傷つくのを恐れることは、実際に傷つくよりも辛いものだと、お前の心に言ってやれ。夢を追求しているときは、心は決して傷つかない。それは、追求の一瞬一瞬が紙との出会いであり、永遠との出会いだからだ。



この本には、人生が凝縮され、詰まっている。つまり、多様な人生からの教訓から学べるということ。人が60年生きるとすると、60年間×何億人もの人生を追体験出来るということ。人間が前向きに生きようと願って来た進化の歴史を感じることが出来るということ。私は普段同じ本を2回読むことはないのだけど、この種の本は別だと思う。留学を終えたら読み返し、新たな発見を得られることを期待している。



それでは出かけてきます。

Östermalmstorg T-banaのMerimekko

  

Posted by YA at 06:46Comments(0)TrackBack(0)読書録

2010年12月22日

留学生活の始まり s1

これは9月の日記です。
てぃーだブログで需要があるのかはわかりませんが、
真面目な時の日記は大体こんな感じだと思います。
大学生向けです。今回は長い。

——————
ここへ来て1ヶ月経ち、ようやく落ち着いて来たので。

モスクワは好きになれなかったが、この町は好きになった。
評判通り、ストックホルムの町並みは計画的で、近代的。
国際色豊かであり、小さな子供が多いことが嬉しい。
多くの建造物は歴史を感じさせるが、決して古びてはおらず、見ていて飽きない。曰く、経済的な価値よりも芸術家の信念を優先したとのこと。
町の至る所にオブジェがあり、美術館も多い。
1ヶ月後には「やっぱピカソを目指す!」とか言ってそうな自分が怖い。


日本の文物は人気があり、町を5分歩くごとにSushi Barに出くわすし、
日本の漫画は書店でも大人気である。

スウェーデンでは、UppConというアニメと漫画のイベントがあり(コミケ?) そこは日本のアニメを中心としたコスプレイベントなどで毎年大盛況とのこと。


日本を離れて自分に変化があったかと言えば、
日本語が好きになったこと、のんびりするようになったこと、
多様性を認められるようにようになりつつあること (と願う)
嫌いだったバナナを食べられるようになったことか。


来てすぐの時は、どうにか現地化しようと現地のカルチャーセンターに通ったり、町を歩きながらバナナを食べたり、公園で知らない人達とサッカーしたり、やっぱり子供からやり直そうと思って近くの公園で子供と遊んだりしていた。現地化には10年はかかると気づいた。

サッカーに関して一つだけ。
ここの人は皆、自分がわがままなプレーをしたら、
チームの足を引っ張ったら、他の人が自分をどう思うか、
というような考えはくだらなさ過ぎて思い浮びもしないようだ。
皆、自分の好きなように楽しんでいる。




大学。

ハンデルスの今秋の留学生は60人。
ドイツ・フランス・イタリアなど欧州各国からの学生が多く、
中国・韓国人も目立つ。
日本からは、僕と日系企業からのMBA派遣が一人。
僕の英会話力は恐らく下から2番目。
フランス人の彼は、フランスコミュニティで楽しそうにしている。
割と理想的な環境である。

自身はさておいて、皆例外なく優秀である。
先進国出身、有名な大学出身であることは余り関係なく。
個々の能力は、ここまで来ると個人の力に依るように感じる。


皆と僕との最大の違いは、英語が使えるということ。
僕のように、語学の修練と自己変革のためというより、
この大学の強みであるファイナンスとミクロ経済学、そしてビジネスを学習し、さらなるキャリアアップを図るためにやって来ている。

ほとんどの学生は、ここに来る前から国際化している。
カナダの大学から来た中国人。
オーストラリアの大学から来た韓国人。
イギリスの大学から来たドイツ人。
ニュージーランドの大学から来たイタリア人。
1カ国しか知らない学生には出会わない。

僕が「日本の富士山を知ってる?この間徹夜で登ったんだ。」と言うと、
「ああ知ってるよ。良い山だね。ところで俺はこの前モンブランに登ったんだ。」
「俺はキリマンジャロに登ったぜ。あそこでなら死んでも良いと思った。」
といきなりグローバルに展開されると、恥ずかしくて何も言えなくなる。
日本では地理が得意だと思っていたはずなのに。



日本の友人と連絡を取ると、
相変わらずもの凄く頑張ってる人達にはもはや頭が上がらないし、
相変わらず合コンに明け暮れている人は楽しそうだなと思うし
(羨ましいと正直に言おう)
久しぶりに連絡した女友達のメールは独自の生態系を遂げている。
とにかく違う時間が流れているものの、いつでも戻れるコミュニティの友人達が元気でやっていることを知って嬉しくなる。
無性に日本人と飲みたくなる日もあるし、良く日本の夢を見る。
目覚めると、もう一度夢が見たくて、あるいは忘れたくて二度寝する。



以前は、留学するより、違うコミュニティに手を出すより、
今まで慣れ親しんで来た物を完璧に楽しみ尽くすことが自分にとって重要だし、自分も親も友人もハッピーならそれで良いと思っていた。
日本の学生の文脈でいうならば、しょうもないコミュニティに生きてしょうもない人たちを幸せに出来れば良いと思っていた。
しかし僕は就職活動を通して沢山の社会人の方とお話をした。
そして、少なからぬ方々が、学生の時に世界の学生と当時の自分との差を絶対評価で測れなかったことを、未だに後悔していることを知った。
僕も自分が絶対後悔するタイプの人間だということを知っている。
そしてキャリアの方針を急激に変えてまた苦労する・・・



ここに来る前、ゼミの教授と留学について相談した。

君は成績も余り良くないし、留学経験もないようだけど、中国や韓国の優秀な学生と対等に渡りあっていく自信があるの?と言われた。
アジアからの留学生は学部時代に当然のように全優に近い数字を取って来ている。成績が留学に影響すると知らなかったとは言え耳が痛い。
絶対、正面から渡り合うのは無理。5年は無理。というか渡り合う予定がまだ未定。頑張りますとしか言えないでいると、健康にだけは気をつけるようにと言われた。
やっぱツンデレ。教授と話していると、この人には敵わないなと思う。



先生でさえも、MBA取得の際には英語には苦労したそう。1年目は英語との闘いで、数字を扱う科目を中心に履修することで乗り切ったが、マーケティングなど教授が何言ってるか良くわからなかったそうだ。そして当時の友人と今でも仲良くしているかというと、そうでもないと。


例えば、社費留学を狙っている人は、MBAであれPh.Dであれ、最初の1年を語学の修練に費やすことなく、実りある留学を終えられるだろうか。国際的な人脈形成の場であるトップスクールで親友は出来るだろうか。


社会人になっても、語学に時間を使えるだろうか。
経済学部は、なぜ英語圏との交換留学協定を結ばないのか。
教育の場は企業にいつまで語学を任せるつもりだろうか。
国語の方が重要か。同意するが、英語が上手な人は、大抵国語も出来るのは何故か。

各地で、日本の英語教育をどうにかしようという動きが起こっていることは希望だろう。だが、それでは俺らは谷間の世代ということか。



9月のストックホルム
  

Posted by YA at 20:16Comments(1)TrackBack(0)日記

2010年12月20日

出生率が高いスウェーデン人カップルの出会いの場は? s28

Facebookで既に2028シェアされ、Twitterで 40 Tweetされている記事
Dating in Sweden: sex, booze and mobile phones
(スウェーデン人のデート:セックス、酒、携帯電話)

出生率が高いスウェーデンでは、そもそもカップルがどのように成立しているのか、という疑問に対し、彼女のOnly obvious explanationは、「Massive quantities of Alcohol ( 大量の飲酒) 」

・フィンランドへのクルーズツアー(酒が安く買える)
・Systembolaget (ストックホルムで唯一、強い度数のアルコールが買える酒屋)
なしには、スウェーデンの子供達は存在しなかっただろう、と分析する。

日本だと出会い系と批判されそうなパーティーは、ここでは日常の一部であり「出会い系」という言葉の持つ負のイメージはない。私の大学の学生も、このブログでも紹介したように毎週何度もクラブに行くし、途中で連れ立って消えていく。
日本への留学経験があるスウェーデン人曰く「日本の渋谷と一緒だよ」

これは大学で流れたメール、公開しても良い部分を
At first, we’re going to do a very Swedish thing called “åka findlandsfärja”. As you might have noticed, alcohol is very expensive in Sweden. You have probably also noticed Swedish people like to drink. And they don’t like to spend money. (for example they invented the Ikea.) Put together, this is a huge problem. One solution to this is Findlandsfärja and taxfree. On the boat, Swedish people can have cheap drinks, go wild and crazy and do things that the usually formal Swedes doesn’t do (like karaoke, dance to really bad music, and maybe even talk to strangers). What happens on the Finlandsfärja stays there (or, you probably wont remember anyhow) and does not affect the perfect Swedish life at home.
On the boat, we will have a Swedish “smorgasbord” with a lot of good food and free drinks. (this is included in the price) Then we will have a party like the word “lagom” never exist.

日本の文脈で言うと無礼講、シャイなスウェーデン人が大胆になれるマジカルツールがアルコールというのは、同じくシャイとされる日本人ならば理解しやすいだろう。


記事の中で紹介しているが、出会いの順番としては、
1. 知り合いのパーティーで出会う
2. 泥酔する
3. いちゃつく ( Sexが付く時も )
4. 運が良ければ、互いの電話番号を交換し、さらに正しい名前の入力に成功している
5. テキストメッセージを送る(君に会えて嬉しい。今度コーヒーでもいかが)
6. メッセージの意味、送り主は誰か、本当に自分に向けられたメッセージか等を長い時間かけて探る (昨晩の記憶が曖昧なため)
7. Fika する。日本でいうお茶。やらしい意味はない
8. 昨晩の事にはお互い触れず、Where do you live? から入り、ストックホルムの高い家賃についての愚痴を共有してお互いを探る
9. デートではないとされているこのデートの最後には、ハグと握手をして「また会いたい」と言いあう
10. 次の戦略を考える。男女平等が徹底しているこの国では、男性がイニシアティブを取るとは限らない
11. メールに悩む
12. 1に戻る
13. 2に戻る
14. 3に戻る、今までのことはなかった振りをする
15. レストランでデートの雰囲気を担保するためにワインを飲みまくる
16. ディナー後、割り勘をする
17. 高過ぎる中古アパートを追い出される(家主が学業不振から大学寮の契約を失ったから
18. 再度酔っぱらい、ストックホルムの高い住宅市場を不憫に思う
19. 一緒に住む。(解決策)
20. Ikeaに買い物に行く。
21. Canary islandsにロマンティックな旅へ
22. 郊外へ写り、ボルボを買う (大人ぶる)
23. 子供が生まれる
24. 男の子ならJohan, Erik, Fredrik, Henrik 女の子なら Sara, Anna, Lisa, Emma と名付ける
25. 2ヶ月後、仕事に戻る。(23)に戻る。
26. 18ヶ月の育児休暇を楽しむ
27. 20年目に、ようやく結婚する (参照:サンボ)



友人のスウェーデン人曰く、
Based on my observations this seems to be how Swedes actually start dating. It's so sad.



読みたい
スウェーデン・パラドックス
北欧流ブランディング50の秘密 現代のバイキングたちの世界戦略
読まねば



クラブパーティー、IKEA、子供



子供服のサイトよりhttp://www.babinese.com/SHOP/R0701864.html  

2010年12月19日

交換留学先にスウェーデンを選ぶべきか s27

何故留学先としてスウェーデンを選んだのかとたまにメールを頂くので、ここでお答えしておきます。例えば大学の交換留学先にスウェーデンがあるが、英語学習が目的である以上、英語圏を選んだ方が良いのだろうか、という質問です。

私がスウェーデンを選んだ理由は、私の大学が扱っている交換留学先がスウェーデンとフランスのみであり、英語を勉強するためにスウェーデンに来た、それだけです。英語圏があればそちらを選んでいたと思います。
福祉政策に関心がある、北欧の文化に興味がある、レベルの高い北欧の英語教育を受けてみたい、などの理由もなくはありませんが、後づけです。ただ、こちらに来る前に調べるうちに、うっかり後づけの理由が大きくなってしまう人もいると思いますので、事前によく考えることをお薦めします。

スウェーデンでは、若い人を中心に、ほとんどの人が英語を話します。しかしこちらの母国語はスウェーデン語なので、スウェーデン語を話したがる人もいます。効率良く話したい時はスウェーデン語が好まれるので、私はグループワークで苦労しました。

そして、大学の講義などは、スウェーデン人の英語のレベルに合わせて行われます。また、自ら積極的に主張しないと聞いて貰えない可能性もあります。ですから、他の人が流暢に話す中で、自分が単文しか話せない状況が続くと、自分がほとんど話せず従って上達も遅く、流暢に話せる相手だけがさらに上手くなるという悲劇に陥ることも現実としてあります。

逆に、既にかなり話せるという方であれば良いかもしれません。英語圏の大学が準備している語学コースのような、身の丈にあったコースのラインナップはスウェーデンにないですが、日本人は少ないですし、自分が相手をリード出来れば、早く上達する可能性もあります。




以下日記

自ら積極的に主張出来るかの関連で、以前英語の講義でやったアンケートを紹介したい。初対面の挨拶で、出したい情報をランク付けすると、国ごとに特徴が出る。情報は10つ。
Your name, Where you live,
Where you come from, What you studied at University,
The company you work for, Your job and responsibilities,
Your family, Your career history,
Your success and failures, Your ambitions an plans for the future,

最初の3つはどの国の人も上位に選ぶ。名前、住所、出身国は誰にでも言いやすい。4つ目以降から国ごとの特徴が出る。サンプルが少ないので今回明言は避けるが、下になるほど、日本人にとって話しづらい情報だと思う。一方クラスのスペイン人女性は、野心を2番目に挙げた。なぜなら、相手に強い印象を与えられるし、相手が自分のビジネスを手助けしてくれるかもしれないからとのこと。

日本だと野心を語りたくても語りづらい印象がある。飲みの席でしか語れない、というのはここに来ると逆に恥ずかしいが、人前でパーソナルな情報を出さないのは日本人の美学意識にあると思う。海外では、野心を語ることは、英語を伸ばすためにも、自己主張をするためにも、強い意味があることだと思う。


日本で英会話をしていたわけでもなく、自己主張が強いわけでもない (ブログだと別) 直前にフレンズを見ていたくらいであった私は、ここに来て案の上苦労した。苦労をする経験は、日本の大学でだらけきっていた自分を変えるために必要なことだと感じていたので、この意味では成功。過去の日記を読んで頂ければわかるが、特にグループワークは相当に苦痛だった。

私は英語に関して余りにも楽をしていたのだと思う。学校で与えられるものや情報を処理するだけで、苦しい思いをしたことなどなかった。実際の会話で試される度胸などは問われなかった。帰国子女でなくても、センター試験の英語を20分以内に説き終われることをもって、英語が出来るつもりになっている高校生は多いだろう。私もそうだった。だが、それは語学力ではなくて、情報処理の速さが多いに関係している。TOEICで高得点を取る能力も然り。会話力や度胸などは測れない。情報処理力は別のことに活かせることにやっと気づいた。学校のカリキュラムに従っているだけでは伸びない能力があることにはもっと早く気づくべきだった。






夏のストックホルム市立図書館



なんと図書館の中で、演奏会・・・


ハンデルス系が人気なのか、写真を見てたら見つけたので、過去の思い出に
  

Posted by YA at 07:17Comments(0)TrackBack(0)英語学習

2010年12月14日

ストックホルムでのテロ s26

こちらのブログが詳しいです。

参考サイト    
私の家は Rådmansgatan にあり、
現場は隣の駅のHötorget (ヒョートリエット) 、Drottninggatan 近く
家から現場は徒歩5分の場所である。
私はt-centralまでの移動に電車を使わないので、Hötorgetを少なくとも週2回は通る。事件のあった現場も知っている。

今の所、各報道タイトルは自爆テロであるが、事実を見る限りでは、自殺に近い形に終わっている。失敗したのか、苦悩の末なのかはわからない。


スウェーデンは移民を多く受け入れてきた国。私も夏はOdenplanの公園で、ラテン系の人達と毎週末サッカーをしていた。ニカラグア、ボリビア、ペルーなど。無料かつ質の高い大学教育を求めて来た、中国、ベトナムからの留学生の友人も多くいる。ハンデルスにもイランからの留学生はいるし、英会話教室ではアラブ系の友人も沢山出来た。

英語が通じ、治安がよく、福祉に優れ、さらに教育の機会が保証されて来たスウェーデンの人気は高い。移民はこの国に住むのなら、この国に感謝すべきだし、この国のルールを尊重することを忘れてはいけない。

南スウェーデンでは移民に対する嫌悪が強いと聞く。移民反対派の党も力をつけ始めた。来年からはアジア系の学生の授業料は無料ではなくなる。さらにこの事件だ。この流れは加速するだろうが、移民や宗教や外国人への不寛容を全部一緒くたに助長するだけに終わらないことを願う。多様性を受け入れた末路がこれだとは余りにも悲しい。
この国の教師や報道の腕の見せ所なのではないか。



日本人の犠牲者はいるか、とネットで話題になっている。
日本人の被害者がいないのを知り、安堵する日本人学生達。
怖いね、中心地に買い物に行けないね、やっぱり日本が良いね。

日本人の犠牲者はいますか、と記者が言うならわかるが、あなた達が気にする理由は何だろう。それは人真似の条件反射じゃないですか。
日本人犠牲者がいなければ問題ないのですか。
報道から何を学ぶべきですか。
僕らも考える必要があるのではないですか。
北朝鮮、中国の状況は忘れてしまったのですか。
その時が来たら、日本政府のせいにするつもりですか。
政府の文句しか言えないただの大人になりたいのですか。
僕らが学ばなければ、守りたいものも守れなくなるのではないですか。


報道は事実を報道するに留まらず、ストーリーを作って学習に役立てる必要があるのかもしれない。それは政府主導では無理だと思う。


—————

スウェーデン大使館より自爆テロについての緊急メール
ストックホルムで起こった自爆テロについて以下のとおりお知らせいたします。
 
1.報道によれば、12月11日午後5時ごろ、ストックホルム中心部のオーロフ・パルメ通りで、クリスマス前の買い物客でにぎわう中、連続して2回の爆発があり、1人が死亡、2人が負傷する事件が発生しました。最初にガス缶を積んだ自動車が爆発し、数分後に約300メートル離れたブリッガル通りで2度目の爆発が発生しました。

2.上記事件の背景は現時点では不明ですが、爆発の直前に、スウェーデン軍のアフガニスタンへの派兵やスウェーデン人作家が過去にムハンマドの風刺画を描いたことを引き合いに犯行をほのめかす内容の電子メールが、警察及び報道機関あてに送付されており、この事件との関係も言及されています。また本件に関し、警察の発表によりますと自爆テロの可能性が高く、ビルト外相はテロ事件であるとの見方を示しています。
 
3.在留邦人の皆様におかれましては、テロ事件や不測の事態に巻き込まれることのないよう、最新の関連情報の入手に努め、テロの標的となりやすい場所(不特定多数が集まる場所、政府・警察関係施設、公共交通機関、観光施設など)を訪問する際には、周囲の状況に十分注意を払うなど慎重な行動をとるようにしてください。また、テロ事件が発生した場合の対応策を再点検し、状況に応じて適切な安全対策を講じられるよう心掛けてください。さらに、緊急事態に備え、連絡手段を常時確保できるよう心がけてください。
—————  

2010年12月13日

ハンデルスの講義 (6) プレゼン前夜 s25


明日はOperation management の最後のプレゼン。
私たちのグループは、ある病院の経営改善に取り組んでいる。
私はプレゼンのトリをやらせてもらうことになった。しがない英語を話す私に大役を任せてくれたグループメンバーには感謝しないといけない。


プレゼンの手法などは巷に溢れているので、基本的には練習あるのみ。
このような団体もあり、行動力さえあれば、練習の場は世界中に溢れている。尊敬する経営者の一人、有料ならばより良いのもはいくらでもある
語学力のなさは、プレゼン力と、下準備でカバー出来る。
W杯招致のサッカー協会のプレゼンのようにはしたくない。
少なくとも原稿を記憶すれば良いのだから。


プレゼン力は、私に最も足りない能力の一つ。
人前に出ることを極力さけて生きて来た結果である。

思えば小学校の頃から、しばしば学級委員長等の役職を担任にやらされて来た。しかし私は人前に出るのが嫌で嫌で、しぶしぶ引き受けて来たのを未だに覚えている。我ながらとんでもない級長だったなと思うが、あの頃はどうしようもなかったなと思う。そして、あのような機会に喜びを感じられる人間だったら、今の自分も少しは変わっていたのだろうかとも。

担任が何故私に学級委員長をやらせようとするのかあの時は理解出来なかったが、仮に説明してくれたら理解出来たかもしれないということは脇に置くとして、今なら彼らがどんな思いを持って授業を教えていたのかが少なくとも想像出来る。彼らは教育に人生をかけているのだから。

そう考えると、今すぐにお会いして感謝の言葉を述べなければという思いにとらわれるが、故郷の先生達は今何をしてるのだろう。
感謝を述べるのも野暮かもしれない。そのうち報います。
今は、志だけは一人前になりましたと。







大学のドアノブ(ではないが)


大学で行われたノーベル経済学賞受賞者によるディスカッション


12月13日は聖ルチア祭
経済講演ということで前日に聞けた。日本でもお馴染みのサンタルチアのスウェーデン語版は、美しい歌だった。

  

2010年12月10日

最後の授業 ブログを書く理由 s24

2年前の話題だが、最近また見る機会があったので。


ランディ・パウシュ
ーーーーー
アメリカカーネギーメロン大学の終身教授を務めた彼は、2006年に自身が膵癌の末期症状にあることを知り、2007年9月18日に「最後の授業:子供時代に抱いた夢の実現(The Last Lecture:Really Achieving Your Childhood Dreams)」という名前の授業を行い、それはYoutubeはで映像が配信されメディアに取り上げられた。その後、同じテーマのジェフリー・ザスローとの共著『最後の授業 ぼくの命があるうちに』を発表した。それはニューヨークタイムズ・ベストセラーになった。パウシュは2008年7月25日に膵癌からの合併症で亡くなった。
ーーーーー

Youtube1時間強の動画
日本語字幕付き
英語版


最後の講義で彼は、まず子供の頃の夢を上げる。無重力を体験する。NFLの選手になる。ディズニーのイマジニアになる……。
そしてこの講義の三つのテーマ
自分がどうやって夢をかなえてきたか
どうすれば他者の夢を叶えることを手助けできるか
これまでの教訓 に沿って講義を進めていく。

途中で、彼はHead Fake [頭のフェイント]について言及する。
動画を見ているあなたも、彼のユーモアに何度もひっかかるだろう。
そして講義の最後に、最大の Head Fake の瞬間が訪れる。
彼の Head Fake に引き込まれるほどに、感動は深まるはずだ。


一流の学者が人生をかけた講義から得るものは余りにも大きい。
彼の生き方は、私の人生に大きな影響を与えている。

講義は書籍化され、ベストセラーとなっている
最後の授業 僕の命があるうちに





私には、ブログを書くいくつかの目的がある。

第一には自分のために書いている。意見表明であり、記憶の記録である。自分の過去を懐かしむ趣味はないが、文章に書き起こすことで記憶に焼き付くし、実は人にも話しやすくなる。そしてブログを書いている人は共感してくれるかもしれないが、文章を書いていると、自分が考えたこともないようなことがすらすら書けることがある。恐らくこれは文章を見ることで過去の記憶が刺激されて、さらに文と文が有機的に結びついて、新たな考えを生むのだと思う。

第二には家族のために書いている。つまり遺書を兼ねる。もし私に万が一のことがあったとしたら、このブログを読んでいる友人が、必ず私の家族に読ませてくれる。私が何を考えて生きて来たか、どれだけ幸福に過ごしているか、伝えなければならないことがある。

第三には後輩のために書いている。学校で扱う本やネットで簡単に手に入る情報にはないものを、私がどう考えて処理して来たかを纏めていく。論理の繋がりがない挿入や、わかりにくい箇所が散見されるだろうが、その時は特定の誰かを狙って、または想定して書いている。文のポイントに共感してくれることを期待しながら。

第四にはその他の人のために書いている。テーマとしてはこれが殆どを占める。スウェーデンの語学学校、英語の学習法、日本の大学の現状、他国と比べての日本、ITリテラシーなど。例えば昨日の記事には【ノーベル賞 レクチャー 中継】【宇多田 ライブ配信】などと検索すれば辿りつけるし、これらのページへリンクも張っている。将来的に検索でひっかかるように書いているのでまどろっこしい部分があるかもしれない。スウェーデン留学記と題しているが、スウェーデンの文化や街の魅力などは、既に色んな方がブログを書いておられるのでここで積極的には書かない。日本語の情報サイトが限られているこの国で、実用的なブログのニーズは大きくはないが、強い。

第五は彼に習った2つの Head Fake 。ブログを書く時常に想定していることがあるが、一番重要なことはここには書かない。







昨日のノーベル賞受賞者によるレクチャー@ストックホルム大学
私が記者のインタビューを受けている間に、
友人が根岸教授からサインを貰っていた・・・




  

Posted by YA at 12:06Comments(0)TrackBack(0)初めに

2010年12月09日

宇多田ヒカルのライブ@スウェーデン【ネット配信】 s23

メモ。と書く時はいずれ推敲しなおす予定がある時です


Twitterで話題になっていた宇多田ヒカルライブ
テレビ志望の学生の皆さん!これが現実なんだよ。こういう時代が来たんだよ!宇多田ライブ



本日はノーベル賞受賞者による講演に参加し、宇多田ヒカルのライブを見た。両方とも、ネット(U-STREAM)で同時配信されていた。勿論無料かつ、生中継。測った所、7秒ほどの遅れがあったが、ほぼ同時配信であったと言えよう。
ネット中継のページ
ノーベルレクチャー2010
宇多田ヒカル横浜アリーナ'WILD LIFE'



ノーベル賞受賞者によるレクチャー(経済学)は私の大学でもう一度あるので、聴講後、日を改めて書きたいと思う。



宇多田ヒカルのライブ。
国内海外含め、最大時は60000万人以上が同時に視聴していた。
私は両方見たくて、ノーベル講演の合間合間に宇多田の方もチェックしていた。ライブに行かなくても、CDを買わなくても、テレビを持っていなくても、PCとネット環境があれば世界中のどこにいても音楽に無料で触れられる時代だ。

Youtube, Spotify などの技術により、世界的にCDの売れ行きは落ち込んでおり、音楽業界はCD販売などのパッケージビジネスからライブメインのビジネスモデルへと移っていく、というのは長く言われて来たことであり、U-STREAM の登場によってこの流れは今後加速する。


ビジネスがしたくて音楽をやっている人がどれくらいいるのかは知らないが、ほとんどの音楽家は自分の音楽を沢山の人に聞いて欲しくて活動をするのだと想像する。一方で、CDが売れなければ活動を続けることが出来ない。これが音楽家の苦悩であり、ビジネスが抱える矛盾であり、新技術がもたらす変化である。


既存の業界にとってポジティブな側面としては、 ライブ、CD販売よりも沢山の顧客を取り込む効果があるということ。 私は今回宇多田ヒカルのライブをネットで見たことで、次回はライブに行ってみたいと思ったし(とは言え行かない可能性が高い、特に今回の規模の物には)また、ネット配信によって安く音楽が聞けることは、将来世代の音楽への投資とも言える。既存のモデルは衰退するだろうが、新たなビジネスが台頭するので、これは音楽業界の変化としか言えない。
音楽の変化に私の嗜好がついていけるか、は大きな問題だが。。

純粋な音楽だけでなくて、別の付加価値をつけたパフォーマーが多く現れるのは一つの解。以前講義でこのモデルの成功例としてAKB48の成功をプレゼンしたのだが、簡単に貼付けると、
————
Youtube, Spotify, U-stream 等の登場によって、我々が手軽に音楽を楽しめるようになった一方、CDの売れなくなった音楽業界には、世界的に縮小している。マドンナやプリンスの例を見ればわかるように、ライブ中心のモデルへの再編成が試みられている。
ところで日本のシングル売り上げチャートを見ると、アイドルグループが独占している
AKBのモデルは、ライブ中心。身近なアイドルとして客と近づけ、総選挙システムで、CGMを創出、CDを買うことで応援させる。アイドルという特殊事情である。
————

とはいえ、海賊版が横行する中国では音楽市場が激しく衰退している現状を見ていると、不公平な発展を然るべき法的規制で支える必要があるようにも感じる。


音楽業界の新たなモデルを考える上で、
これは必読 クリスアンダーソン【FREE】


U-STREAMには、Amazon やyoutube以外に特設ページへのリンクが何故張られないのだろうか



スカンセンのアザラシと、中央駅近くにあるマリメッコ


  

2010年12月08日

「ウィキリークスと海老蔵」「投資と消費」 s22

以前、MBAの女性とブランド品について話していて「男性が若い女性にブランドを買い与えるのは、長期的な投資戦略として間違っている」という彼女の主張に「それは投資じゃなくて消費だからだと思います」さらっと口に出た自分にげんなりしたが、消費と投資の違いは重要な観点で、定期的に意識しないと成長スピードが変わって来る。
例えば情報の取得。何のために情報を集めるのかは自分の頭で常に考えないといけない。


大学に元IMFの日本人が来ておられた。日本の現状と未来図、高齢化社会に対応するための移民の導入と実現の見通しの暗さ、また女性の労働力化とそれに伴う出生率の犠牲のお話が興味深かった。
このブログで過去に紹介した「40年後の日本」と重なった。

それらの話題は自明のように思われますが、日本人の多くは知らない、もしくは意識していないように思われます、日本のメディアは何故報道しないのですか、との質問に対し、日本人はこのような話題に興味がないのです、と答えられた。そんなことはないだろう、と反論したくなったが、その要因は確かに大きいと思い直した。


上杉隆さんのTwitterで話題になっている「日本のメディア以外世界のトップニュースはウィキリークス。日本は海老蔵」確かに日本の報道は情けない部分もあるが、ゴシップ好きな国民性もある。

私は昔からゴシップには興味がない。過去の話であり、他人の人生の消費だから。何より本人に迷惑だ。また、ゴシップ的な恥ずかしさを意識して、真剣な文章を書くのは恥ずかしい、という人がいるかもしれない。私の答えとしては、余り関心がないし、気にしている暇がない。日記を書いたのは過去の自分であり、今の自分はずっと先に進んでいるので。影を追っている間に、先に進む人がいるのに気づかないのだろうか。
何を得て先に進むかを考えるのが投資。


ゴシップには娯楽的な要素があって、娯楽は消費するためにある。
スウェーデンには娯楽が少ない。一方日本には娯楽が多い。
自分にとっての娯楽が少ない所にいることが、留学の大きなメリット。
友達の言葉を借りれば、
「成長する楽しみしかない」

豊かな国には娯楽が増え、投資に比して消費が増えるのかもしれない。
娯楽を消費するだけの人生にはしたくない。


リアルのジェットコースター論を思い出した。







明日はノーベル賞受賞者のレクチャーを聴講するために、ストックホルム大学にお邪魔します。
一応の目当は日本人受賞者の講演ですが、余裕があれば物理学も。

うちの近くの市場とスカンセンの馬

  

Posted by YA at 07:05Comments(0)TrackBack(0)日記

2010年12月01日

スウェーデンと日本の大学生のキャリア観 s21

スウェーデンは深夜12時を回った。
私は今、大学にある、24時間稼働のPC室にいる。
深夜のPC室には、未だ沢山の大学生が残り、作業している。
室内の席数の2割程はいるだろうか。
平日の、いつもの光景だ。


こちらの大学の学生は、本当に良く勉強する。
他国の交換留学生と話す中で確信したのだが、この大学のカリキュラムは他の国に比べてかなり厳しいものだということ。

フランスのHECから来た学生は、フィナンシャルタイムズでは1位である母国の大学より、この大学の方が厳しいことに驚いていた。
彼によると「HECでは楽をしても卒業出来る」
フランスの大学も、就職の際は出身大学が評価され、大学で何を学んだかは問われないとのこと。日本と同じ状況である。

スウェーデンの大学ランキング
リンク先に載っているスウェーデンのトップランクの大学は、医学、農業、ビジネス、工学など、分野が明確に別れている。
私が所属するHandelshögskolans, Stockholm School of Economics
通称ハンデルスではビジネスが教られる。

こちらの学生(日本の学生の言葉で言うと)「意識の高い」学生にとって、国際的なファーストキャリアは必須。
大学の強みの一つであるファイナンスを学んで、ロンドンで投資銀行に就くのを目標にしている学生がごまんといる。


東大経済学部生の目標は何だろう。単位を稼ぎ、学生生活を謳歌し、良い就職先を決めることだろうか。
良い就職先とは?国内のブランド企業だろうか。学業は問われない。卒業後の目標設定によって、大学での過ごし方が決定的に変わってしまう。

職業的レリバンスの欠如がもたらす弊害である。


スウェーデン人と日本人どちらが優秀か、ということを考える人がいるかもしれない。優秀とは何を指すか。
昔は、無邪気に頭が良い人という言葉を使っていた。
頭が良い、という事は比べようがないけれど、元々持つ頭の良さと言うものがあるとしても、それが持つ価値が決定的に薄れてしまうのが、大学時代にあるのではないか。



少しずれるが、関連:梅田望夫さんのブログ
「世界観、ビジョン、仕事、挑戦――個として強く生きるには」講演録
言葉の一言一言が洗練されている。必読。
ーーーーー
よく、情報を頭にいっぱいつめこんで、自分はこんなに頭がいいということをひけらかす人がいますが、そんなものは、グーグルに必ず負けるのだから、それに価値はない。情報を得る力を、何のために使うかと言ったら、自分の時間を正しくつかうためです。
ーーーーー


引用:ブログ:世界級ライフスタイルのつくり方
ーーーーー
元世銀副総裁の西水美恵子さんが、
世界銀行で取りたい人が見つからなくなった。海外で仕事や大学に行っている日本人であれば世界銀行で取りたい人材がいるが、日本から直接では欲しい人が見つからないようになった。

と嘆き、大前研一さんが、
日本人は、明治以降、戦後20~30年くらいまでは優秀だった。しかし今や学校は世界のどこに出しても恥ずかしい人間しか作り出さない。

と叱咤する。
ーーーーー






ストックホルム中央駅近くKungstradgarden にある野外スケートコート
大人50SEKでスケートシューズも借りられる。

お馴染みのクラブミュージックを背中に受けつつ




お前遊んでるじゃん、っていうのは無しで  

Posted by YA at 09:18Comments(2)TrackBack(0)キャリア

2010年11月30日

日本の新卒採用について(2)ノーベル賞受賞者の東大への印象 s20

メモ書き。

商社など、今後採用を4年の8月以降に遅らせる方針
これもナンセンス。

学生の就活が何故早期化していくのかをメディアは伝えるべき。(特に文系就職において)就活は本人が早く動けば有利なのは変わりないので、この流れは殆どの学生にとって実はマイナス。大学側に殆ど問題があるのに。いわゆる内定率は今後下がり続ける。日本ではなくて海外の学生を採用したいというのが企業の本音なのかもしれない。ある種のパターナリズムも限界が近い。

採用を遅らせるのなら、それとセットで、大学も変わるべき。大学は投資に値する教育をしなければならない。4年かけて卒業するまでに、学生が日本または世界で使える人材に育つようなカリキュラムを考えるべき。


就活が何故早期化するのか。
大きな要因として、職業的レリバンスの欠如がある。
要するに、日本の大学教育は就職と結びついていないのだということ。
大学教育が受ける価値の薄いものだとすると、日本の教育システム全体に問題があることになり、国立大学の存在意義も見直さなければならない。

現状のアカデミックの質を維持したまま、職業的レリバンスを伸ばすことは可能。殆どの学生には余力があることは、日本に溢れている暇そうな大学生を見ればわかる。

大学教育の意義、職業的レリバンスについて関心がある方へ、
この本はお薦め。新しい労働社会 参考:極東ブログ


昨日の続き
大学生の就職活動に予備校が多く現れている。
これは日本に特殊な状況、かつ日本が得意な状況。
大学受験までの競争と同じ状況が、就職活動にまで浸食している。
職業的レリバンスの観点から、変化は必要である。だが、変化の方向性が間違っている。問題は何を学ばせるべきかということ。この先日本に必要な人材はブックスマート、ストリートスマート、どっちですか?


日本の予備校は世界的にも競争が激しく、レベルが高い。
大学入試に合格するために、という意味では。
効率が悪く、長期的に時間の無駄だと思う。

日本の教育システムは非常にCompetitiveだと聞いている、と色々な国の人から言われる。子供は学校が終わると塾に行く。塾は集団授業で教えられる。小学生から大学生まで、殆どの学生が、横並びで同質の講義を、教室に座って毎日何時間も、15年間に渡って受け続ける。競争は激しい。

教師の話を聞かなければいけない意義もわからず、曖昧な不安を抱えたまま。子供も親も、これが正しい方法なのか、判断出来ない。

私はといえば、学校でも塾でも、教師の話を聞いた覚えはない。授業で教師に教わるのは非効率的に思えたし、つまらなかった。自分で本を読んだ方が早いと信じて来た。


何故学校があるのに、塾が存在する必要があるのだろう。
何故大学があるのに、就活予備校が現れるのか。
予備校は人生においてどれだけ大事な事を教えられるだろうか。

日本の横並び学習方針は一部の子供の足を引っ張っているのではないか。
高所得者増税もそう。浅い平等意識は、教師がしっかり教え改めなければならない。


今年のノーベル化学賞受賞者
米パデュー大学:根岸英一特別教授 日経より
「東京大学に入学したが、大学4年間は私の人生の中で、学問的に大きな穴の開いた時期。何も勉強しなかった。あのころ理数系の基礎を勉強していたらなあ、と今でも思う。」

同じような思いをしている方に何人お会いしたことだろう。
日本の社会がポテンシャルを潰しているとしたら、悲しいことだと思う。
授業に違和感を覚える学生は、一度海外に出ることをお薦めする。
早いほど良い。中学生、高校生のうちにでも。


大前研一さんの平成維新より引用
ーーーーー
結局、現在のような繰り返しの教育は、それを教えられる教師がして学校があるからそれを行っている、というに過ぎない。学校のため、教師のための教育をやめ、子供のために、教育の目的に合ったカリキュラムを作れば、現在教えているような内容は、(その内容が正しいかどうかは当然、別の議論)今よりかなり短期間で教えられるだろう。現在の社会では、この余った時間に学ばなければいけないことは他にも沢山あるだろうし、もしなければ子供達を遊ばせてあげれば良いのである。
ーーーーー



何だか愚痴っぽいですが、このブログの目的の裏にある、
いくつかのHead Fakeのうちの一つです。Head Fakeについては次回。

徒歩10分のH&M

  

Posted by YA at 00:47Comments(5)TrackBack(0)キャリア